新卒で入社した企業から転職を検討しているのですが…
いざ、転職をしようとすると求人の探し方が分からずでして。
新卒と中途では見る媒体や準備も変わってきますよ。
初めての転職のときは分からないのは当たり前ですよ。
一緒に準備をしていきましょう。
第二新卒で転職活動をしようと検討しても様々な不安がありますよね。
前職での経験が短い、実績やスキルが少ない、求人の探し方が分からないケースなどなど…。第二新卒の転職はとても重要な期間となりますが、求人の探し方や見方が分からないと会社選択を誤ってしまうともったいないです。
今回は、第二新卒として転職時に困らない求人の探し方とチェックポイントを解説していきます!
- はじめての中途転職で求人の探し方が不安な方
- 第二新卒の転職として、慎重に転職先を検討したい方
第二新卒はそもそも転職ができるのか
第二新卒が転職活動するときには、次こそは失敗したくない、アピール出来るスキルや実績がなくて不安というケースが多いです。
新卒者やある程度の経験を積んでから転職する人と比べると不利になるだろうと考える人が多いですが、実は第二新卒は市場価値が高いと言えます。
しかしながら、求人の探し方やチェックする場所が悪いことを理由に転職活動が上手くいかないケースも多いです。
成功するためには求人の探し方とチェックポイントについて詳しく確認しておきましょう。
求人を探す前に準備をしておきたいこと
- 条件面の整理
- 自己分析の3要素を整理
条件面の整理
まず、募集内容のチェックを始める前に自分の希望を整理しておく必要があります。一度他の会社で働いた経験があるからこそ、新卒のときには思いつかなかった条件が見えてくるはずです。
ワークライフバランスを大切にしたいのか、休みが少なくてもたくさん稼ぎたいのか、とにかく好きな業務に携われることが重要なのかなど、自分が何を大事にしているのか確認しておくことが大切だと言えます。雇用形態や給与、福利厚生や勤務地、業務内容などの幅広い観点から条件をまとめておきましょう。
自己分析の3要素を整理
詳細は以下の求人を参考してくださいね
- 能力
- 価値観
- やりたいことの軸(興味~素晴らしいと思うこと)
上記の3要素を文字にしてメモ書きをし“アウトプット”することで『言語化』を実施しましょう。それぞれの“問い”に対する答えを自分の言葉で言語化できるまでセルフクエッションしましょう!
第二新卒がチャレンジしやすい職種
転職の4つのフレーム
同業界 | 異業界 | |
同職種 | 同業界×同職種 | 異業界×同職種 |
異業種 | 同業界×異業種 | 異業界×異業種 |
次に、第二新卒が採用されやすい職種を理解しておくことが大事です。
<同業界×同職種や異業界×同職種>同じ職種を希望する場合は問題ありませんが、全く未経験の職種を選ぶ場合はなるべく採用されやすい職種やしっかり準備をすることで選択をした方がよいでしょう
■営業職
営業職は求人募集が多い上に第二新卒でも採用される可能性が高い職種です。
新卒と違って既に社会人としてのマナーが身についているため、長い時間をかけて研修をしなくても営業としての業務に携わってもらえるという考えから採用されることが多いと言えます。
■事務職
事務職も基本的なマナーや知識が身についていることを理由に、採用される確率が高い職種だと言えるでしょう。パソコンの基本的な操作を理解していれば、未経験でも採用となる可能性が高いと言えます。
■技術職
技術職も採用率が高く、未経験から応募出来るものであれば第二新卒が有利です。専門的な知識を学んだりスキルを身につけたりすることから始めますが、第二新卒であればこれらの吸収がスピーディーであり、長く会社に貢献してくれるというメリットがあります。
30代や40代などの人材は身につけるまでに時間がかかったり、活躍出来るようになってから定年までの期間が若手より短かったりするので、未経験でも応募出来る技術職は第二新卒が有利だと言えるでしょう。
IT業界ですとインフラエンジニアは募集人員が非常増加傾向にあります。しかも業界未経験であっても社内研修などが手厚い企業も多いため、チャレンジしやすい職種と言えるでしょう。
スムーズに転職活動を進めたいのであれば、自分の希望をしっかりとまとめること。場合によっては採用されやすい職種を狙って応募することが効果的だと言えます。
もちろん、全く経験のない職種にチャレンジすることも出来ますが、早く次の働き先を見つけたいときには採用されやすい職種から自分の条件に合うものを見つけることがおすすめです。
全く経験のない職種にチャレンジする際にはしっかり準備をすることで実現も可能です!その場合は、以下に記載をする「人材紹介会社」を利用してサポートしてもらうのがよいでしょう!
第二新卒転職での求人の見つけ方
求人の見つけた方
サポート | 求人数 | 求人の質 | |
ハローワーク | △ | △ 地方/地場企業中心 | × |
転職サイト | × | ○ 豊富 | △ |
人材紹介会社 | ○ | ○ 豊富 | ○ |
新たな就職先は様々な方法で見つけることが出来ますが、具体的な方法を知っておくことも大事だと言えます。
地元で就職したいと考えている場合はハローワークを利用して探すことがおすすめですし、自分で色々な情報を収集したい場合は転職サイトが便利です。まだ退職していなくて忙しい人、新しい働き先が見つかるまで丁寧なサポートがほしい人には人材紹介会社の利用がおすすめだと言えます。
最適な方法で探すことによって、自分に合う会社が見つけやすくなるはずです。
ハローワーク
全国544箇所に窓口を設置している国の支援。職業安定所に登録をすると求人情報の閲覧や応募することができる。インターネットからも求人検索できるので自宅からも情報収集が可能です。
転職サイト
基本的には無料で全国の求人検索やエントリーできるサービスが多いですが、登録型のサイトや企業からのスカウト機能を持ったサイトなどもあります。
サイトも見やすく検索しやすい設定にされており情報収集にも適しています。サービス担当が就くわけではないので自身で応募や人事担当とのやりとり、応募書類の準備作成、スケジュール管理が必要になります。
- CMでもおなじみ圧倒的な求人数を保有する「リクナビNEXT」
- 若手層の求人保有に強い「マイナビ転職」
- 非公開求人が多い「DODA」
- 高年収へのキャリアップ求人に強い「ビズリーチ」
人材紹介会社
キャリアカウンセラーの手厚い支援が無料で受けられるのが特徴です。例えば、応募書類の添削や自己分析、面接対策まで支援をしてくれます。
自分の強みや特徴、適職が分からない。客観的なアドバイスが欲しい方。初めての転職のため不安が大きい方などは人材紹介会社経由がおすすめです。
- 業界No. 1の求人を保有し比較検討しやすい
「リクルートエージェント」 - 20代・第二新卒向けの求人に圧倒的な強みを持つ
「マイナビエージェント」
求人情報を確認するポイント
いずれの探し方を選択する場合でも、求人情報を確認するときにはいくつかのポイントをチェックしておきましょう。
雇用形態
ハローワークや求人サイトなどに掲載されている求人は、すべて正社員雇用ではないです。契約社員や業務委託もあわせて募集しているケースもありますので応募時に雇用形態の確認漏れがないようにしておきましょう。
勤務時間
勤務時間は職種や企業により変動が大きい項目になります。
よくある勤務制度を参考に確認してください。
- フレックスタイム制:
一定の期間についてあらかじめ定められた総労働時間があり、その範囲内で日々の始業・終業時刻や働く時間を、労働者自身が自由に決めることができる制度 - 変形労働時間制:
労働時間を月単位・年単位で調整することで、繁忙期等により勤務時間が増加しても時間外労働としての取扱いを不要とする労働時間制度 - ・裁量労働制:
「みなし労働時間制」のひとつで、「労働時間が労働者の裁量にゆだねられている労働契約」制度。技術者や専門職などの職種に多いです。
給与
給与は手取りを想像するだけでなく、固定残業代やみなし労働時間などが記載されていないかどうか見ておく必要があります。
一定時間までは残業をしてもしなくても固定で残業代を受け取ることが出来ますが、規定時間を超えなければ追加の残業代は発生しません。規定時間ギリギリまでの残業が続き、働く時間の割には残業代が低いという問題が発生しやすいので要注意です。
福利厚生
福利厚生も細かく確認しておく必要があり、会社独自の「法定外福利」をチェックしておく必要があります。住宅・家族・通勤・資格などの各種手当についても確認を!
通勤手当があると書かれていたけれど、実は給与に含まれていたというケースもあるので気をつけておきましょう。
休日
休日は週休2日制という表記に騙される人が多いです。週休2日制は、毎月最低1週は週に2日の休みがあることを意味しています。月のほとんどが週1日休みであったというトラブルを防ぐためには、完全週休2日制と書かれている求人であるか確認をしましょう。
加えて、有給休暇消化実績や各種休暇制度の有無も確認しておくと、安心して働けることが出来る企業かどうか見極められます。
企業理念やビジョン
応募する際には企業の理念やビジョン、ミッションなどもしっかり確認し、自分自身が共感できるかをすり合わせしましょう。
採用担当者の対応
採用担当は企業を知る玄関だと思います。会社の風土や従業員の雰囲気なども知ることができます。選考時の電話やメール対応が適切か。質問をしたときの目線や反応など採用担当の接し方からも情報を収集することもできます。
まとめ
第二新卒で転職するのであれば、求人の探し方やチェックポイントを知っておくことが重要です。何となく再就職先を探してしまうことがあれば、一度目と同じような失敗をすることになってもおかしくありません。
ポイントを押さえて求人を選ぶようにすれば、スムーズに再就職先が見つけられる確率がアップしますよ。
何よりも大切なのは、自己分析を通して転職の軸を決めることです。明確になっていない状態での行動はうまくいきません。しっかり、自己整理や事前準備をして素敵なキャリアを描きましょう!