とてぃさんに相談があります!友人女性から新卒入社した企業を退職したいって相談を受けたのですが…実際はどうなんでしょうか?
第二新卒の転職は一般的になってきているのでもちろん可能性はありますよ!でも、女性のキャリアの場合は、結婚や出産、子育てといったライフイベントを想定することは重要かもしれないですね。
今回は、第二新卒女性が転職を検討する際に注意すべきことやポイントを見ていきましょう!
社会人になったとしても、新卒で入った会社で終身雇用を前提にしている方は少なくなっています。最近の時代の流れから考えると、日本人の平均勤続年数は12年ほどになっています。つまり、社会人として40年ほど働くとすると3.6回程転職を経験することになるということです。
実際に第二新卒の女性に対する企業からの目線や印象、転職時にアピールすべきポイントなどを解説していきたいと思います。
- 新卒で入社した企業か退職や転職を検討している女性
- 第二新卒の女性が転職するときのポイントを整理したい方
第二新卒女性の転職について
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」のデータを見ても
大学卒業以外の新規学卒者の就職後3年以内の離職率は、短大など卒業が41.4%、高校卒業が36.5%、中学卒業が55.0%。高卒者の約4割、大卒者の約3割が就職後3年以内に離職する傾向がここ数年の動きとなっています。
つまり、全体の3割が3年以内で退職を経験しています。ですので男女問わず第二新卒での転職は一般化してきているということです。
第二新卒世代の転職理由とは
マイナビが公表している転職動向調査 2021年版(2020年実績)を参考に転職理由を見ていきましょう。
マイナビ 転職動向調査 2021年版(2020年実績)
1-2 転職活動を始めた理由(単一回答)を参照
以下のような結果となっています。
- 1位:給与は低かった
- 2位:職場の人間関係が悪かった
- 3位:仕事内容に不満があった
- 1位:休日や残業時間などの待遇に不満があった
- 2位:職場の人間関係が悪かった
- 3位:給与は低かった
20代女性の退職理由は「休日や残業時間などの待遇に不満があった」が1位となっています。
転職する際には、自身の転職理由が明確になっているのか、違和感がないか。しっかり整理していきましょう。
企業から第二新卒の女性採用の印象
実際には採用する側の企業は第二新卒女性に対してどのような印象を持っているのかを整理していきましょう。
第二新卒女性を採用する企業の本音:ポジティブ
- 前職の就業経験を通して基本的なビジネスマナーを身につけている
- 経験者の中途採用や新卒採用よりも採用コストや育成コストを
抑えることができる
企業側は大学を卒業し、社会人として就業経験があることは魅力に感じています。新卒と比較した際にいわゆる社会人のマナーや導入研修などの教育期間や育成コストを削減できる点に大きな期待をしています。
さらに中途採用枠で経験者採用をするよりも採用コストや人件費も抑えることができるという企業の本音もあります。
合わせて、新卒を採用するよりも活躍までの期間を短縮できるため、どの企業も第二新卒採用を重要な採用と捉えています。
第二新卒女性を採用する企業の本音:ネガティブ
- 前すぐに辞めてしまうのか心配。長期的に活躍してくれる人材か確認したい
- ライフイベントが発生した際の仕事に対する考え方を知りたい
新卒で入社した企業を短い期間で退職している場合は、ネガティブなポイントになる可能性が高いです。つまり、採用時に短期退職になる可能性を少なくしたい、ケアをしたいと考えている企業は多いです。
そこで重要になるポイントは、なぜ前の会社を辞めたのかを明確に説明することができるのかということです。会社としては、新しく採用する人は長く在籍してほしいと考えています。業務のミスマッチや人間関係、業務内容のギャップなど様々な理由があるかと思います。簡潔に伝えられるようにしましょう。
そう言われると「なんだか転職が心配になります…」と思われるかも知れないですが。退職や転職の理由・今後のキャリアに対する思考などをしっかり事前整理をし対策することで自信を持って面接に臨むことができるようになります。安心してくださいね。
第二新卒女性の転職成功のためのポイント
- 第二新卒であるフレッシュ感と柔軟性
- 仕事以外で検討すべきライフイベントを考慮する
第二新卒であるフレッシュ感と柔軟性
第二新卒での転職すべてに共通をしますが転職タイミングが30歳に近づくほど転職の難易度は上がっていきます。
企業によっては第二新卒採用枠を28歳以下などとターゲット設定にしているケースもあります。転職を検討しているのであれば早めに動くと言うことを認識しておいてください。
仕事以外で検討すべきライフイベントを考慮する
結婚や出産など今後のライフイベントを見通したキャリアスケジュールを想定しておくことも重要です。
例えば、結婚や出産後も働きたい希望がある場合は、産休育休制度が整っていたり、復帰をされた前例があるなど制度や事例を確認すること。
さらに仕事の昇進やキャリアを目指す場合は女性活躍事例や女性で役職や役員で活躍している事実や登用方針を知ることも大切です。
長期的にキャリア形成できる会社を選択できるとよいのではないでしょうか
第二新卒女性の転職成功するための注意ポイント
- 転職時期が20代後半になるほど転職難易度が上がる
- 福利厚生が充実している企業は事業規模に比例しない
転職時期が20代後半になるほど転職難易度が上がる
上記記載の通り第二新卒採用枠に年齢(28歳以下をターゲットにしているなど)を設けているケースがあるので第二新卒の転職時期については注意が必要です。
さらに年齢を重ねるごとに「結婚や出産と育児」といった転職者側も企業側も考慮すべき事項が増えていきますので転職自体が慎重になっていきます。
福利厚生が充実している企業は事業規模に比例しない
大企業=福利厚生が充実している
ベンチャー企業=福利厚生の整備が進んでいない
上記のような事実と異なる先入観でモノゴトを捉えないようにしましょう。
ベンチャー企業でも福利厚生の充実や独自に制度化をしている企業は多々あります。
激しい採用競争の中でベンチャー企業も働く環境やユニークな制度を設定しながら採用力を高めていますので、転職先の候補を広い目で見ることも大切になります。
今後、自身のライフイベントの予定有無に問わず福利厚生は重要な観点となりますのでリモート勤務可能な組織体制なのか。子供向けに保育支援などがあるのか。など自身の必要な制度に優先順位を設けて求人検索をすることをおすすめします。
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まとめ
第二新卒での転職に対してマイナスに感じてしまう方もいるかと思いますが、企業側の採用メリットも大きいのが事実です!
第二新卒女性の転職では、今後のライフイベントのバランスやスケジュールを加味する必要もございます。
そして、第二新卒女性の強みや経験、今後のキャリアプランなどをしっかりアピールすることで可能性を広げることができますよ!中長期的な目線も視野に計画的に転職活動の準備をしていきましょう。