う〜。第二新卒の自己PRって何を伝えるべきなんだろう…
浮かない表情ですねー
やはり面接時には短期離職の人で見られてしまうのかな。うまくアピールしたいのですが。
しっかりとポイントを抑えれば大丈夫ですよ。今日も一緒に準備をしていきましょう。
第二新卒の転職面接でよく質問をされる「自己PR」について解説をしていきます。
自己PRの留意点や作り方はもちろん、面接者が確認したいポイントもご紹介していきたいと思います!準備をすれば自信もついてきますよ。
第二新卒とは?
実は、第二新卒という言葉に正しい定義はありません。
昔は、入社から定年まで働くことが多かった時代もありますが、最近は、転職する人が少なくない状況になってきました。転職する人の中でも、第二新卒といういキーワードは新たに設定されターゲットとして認識をされてきています。
一般的には「新卒で入社して3年未満の求職者」を指すことが多いようですが、企業によってその範囲は様々であることが実情です。卒業年も異なることから、〜28歳くらいまで第二新卒として検討できる企業も多いでしょう。
年齢は異なりますが、「新卒後に社会人経験がある人材」として新卒とは異なる採用フローに扱われることが多いです。
短期離職により後ろめたさのようなものを感じる方もいますが、経験を言語化できるのかが大切なので一緒に準備をしていきましょう
新卒とほとんど年齢の違いがないため、どのような自己PRをしたらよいか悩むこともあるかと思います。以下で解説していきます。
第二新卒の自己PRでまず理解をすること
履歴書や職務経歴書などの応募書類を準備し始めると多くの方は「書き方がわからない」「どのように記載すれば良いか分からない」と考え、転職活動が進まなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
まず、基本的に自己PRをする場合には何を考えたらよいかを頭に入れておかなければいけません。
自己PRとは、自分の自慢では無いことを理解しなければいけないところです。自分をPRすると言う事は、一般的には自分の良いところを見せることと認識されています。
自分のPRといっても、主観的に考えない方が良いかもしれません。例えば趣味がたくさんあると言ったことなどをPRにする人はいるでしょう。また、何かで表彰されたこともPRの1つになるかもしれません。それを高く評価される場合もありますが、必ずしもそうでは無いことを理解しなければいけません。
では具体的にどのようにしたらよいかと言えば、自分のPRできるところをいくつか頭の中に入れておき、その中で会社にとってメリットとなるものを上げていくことです。
大切なポイントは、新卒など就職活動の時とは異なり、 「応募企業の職務に関連した強みをアピール」することが必要であるということです。
新卒と同様に学生時代のエピソードだけではアピールが弱くなるということを理解しておきましょう。
自己PRの考え方、整理の仕方
自己PRは、応募先の企業に自分をアピールできる絶好のシチュエーションです。
転職活動では新卒時の就職活動の時とは異なり、 「選考企業の職務に関連した強みや現職での経験で活かせることをアピール」することが必要になります。
応募企業が「どんな人材を求めてるのか」をきちんと把握したうえで、応募先ごとに志望動機や自己PRを準備することが必要です。
採用担当者は、自己PRを通して
- 前職でどのような経験を積むことができたのか
- 何ができるか、何をしたいのか
- どのように貢献をしていきたいか
- 苦難があった際にどのように乗り越えてきたのか
上記のような情報を知りたいと思っています。
じっくりと自身の思考を整理をする必要があります。
本テーマで一番大切なのは「どのように伝え、面接担当者にご理解を促すことができるのか」ということです。
自己PRの準備時に留意すること
第二新卒は、新卒入社時と比較して職業意識が高まっている点や既にビジネスマナーなどの基礎研修を受講済みである点も新卒と比べた際のメリットとなります。
同業種×同職種の転職希望の場合、短期離職での理由をしっかりと明確に返答をすることが重要。採用担当者も「なぜこのタイミングでの転職なのか」などに不安になる要因は事前に整理しておくことで払拭することもできます。
異業種×異職種への転職であれば、実務での経験は他経験者の方が優位になります。第二新卒として「準備や学習をしてきたこと」や「積極性」「熱意」をアピールしていきましょう。
また共通項になるが、第二新卒の転職では前職と応募企業の業務や経験という軸で接続点をイメージしアピールすることが有効になります。次の転職で活かせる経験をしっかり伝えられるようにしていきましょう。
自己PRの作り方と参考例
- 1つの自己PRで伝えることは1つに絞るようにしましょう
- 成果や問題解決したエピソードに対して具体的な話をつなげよう
- 特に数字を入れられる表現やエピソードを入れよう
まず、自己PRを準備する際に上記ポイントをしっかり理解してからスタートしましょう!
実際にどのような構成で返答するのがいいのでしょうか
他の解説でご紹介をしたPREP法は今回のような自己PRでも活用ができますよ
なるほど!まだご覧をいただいていない方は以下の解説記事も合わせて確認してくださいね
- 顧客満足度が○%に上がった
- 年間目標に対してメンバー唯一○%を達成
- 対前年比の利益目標○%を達成
- 社内工数を改善前と比べて1/3になった
- △の改善により問合せ数が○%減少 など
本日の解説はここまでです。
上記を参考に素敵な自己PRを準備してくださいね。
<自己PRの返答例>
Point(要点/結論)
「私は、〜〜のような人材です」
「私の強みは高い目標達成力です。」
Reason(理由・エピソード)
「顧客からも△△と評価の言葉をいただいています」
Example(成果などの具体例)
「入社から3年間の間、目標達成率は毎月120%以上の達成を継続」
「元々、営業に苦手意識がありましたが顧客の
期待を超える提案ができるように提案時には先輩と
ロープレを実施することで商談の質を高める工夫を継続しました」
Point(要点結論)
「このように、最初は苦手意識を感じていることでも、自ら解決方法
を考え、工夫しできるまで努力を取り組み続けられることが
私の自己PRです」