転職準備

キャリアカウンセラーとは?相談前に知るべき「就活のプロ」活用方法の整理

キャリアカウンセラーとは?相談前に知るべき「就活のプロ」活用方法の整理
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第二新卒さん

「友人に「キャリアカウンセラーに相談してみたら?」って言われたんだけど、何ですかそれ?

とてぃ

簡単に言えば、就活のプロですよ!

第二新卒さん

そうなんだ…カウンセラーって言われるとなんか怖いんですけど…何されちゃうの!?

とてぃ

怖くないですよ(笑)
ホントに気軽に相談できる就活のプロだから。

日本では「カウンセリング」という言葉を治療的な意味で使うことがありますが、転職においては違います。
美容室や住宅メーカーのカウンセリングに近い、転職をコーディネートしてくれる存在です。

今回は、「キャリアカウンセラーとは何?」から「活用方法」まで解説をしていきます

こんな人におすすめ!
  • 始めての転職でどのように活動を進めていくべきか
    誰に相談すべきかが分からない方
  • キャリアカウンセラーを有効に活用する方法を知りたい方

キャリアカウンセラーって何?

第二新卒さん

就活のプロって、人事の人じゃないの?

とてぃ

人事の人は“企業目線”の採用のプロですね。就活は“求職者目線”なんです。

キャリアカウンセラーは、就職や転職に関する相談を聞いてその人に合ったお仕事を紹介してくれる人。企業と求職者の“マッチング”という、とても難しい部分を担います。

この就活方法を提供するサービスを、よく「エージェント」と言います。

【通常の就活】
①求人を探す→自分
②応募する →自分
③面接受ける→自分

【エージェント】
⓪キャリアカウンセラーと一緒に転職の方針や希望、
自分の強みなどについて考える
①求人を探す→エージェント
②応募する →エージェント
③面接受ける→自分

就職活動で一番労力のかかる【求人を探す】【応募する】というフェーズを丸投げ出来るだけでなく、キャリアカウンセラーがプロの視点から就職に有利になるアドバイスをしてくれます。

自分で求人を探すと、“どれが自分に合っているのか分からない”という状態になる。当然の事なのですが、それは就職活動の経験が少ないからです。

第二新卒さん

へえ~!応募するまでを代行してくれるんだ!
そうすると、結構お金かかりそうですね…

とてぃ

いえいえ、エージェントを使うのもキャリアカウンセラーに相談するのも基本は無料です。

第二新卒さん

えっ!?どうしてこんなに求職者目線なんですか?

とてぃ

それは、そういうビジネスモデルだからです!

エージェントは求職者が採用された時、採用した企業から報酬をもらいます。

つまり、「入社したい」求職者と「入社してほしい」エージェント、利害関係が一致しているのです。もちろんこれはキャリアカウンセラーも同じだから、無料にも関わらず自分ごとのように真剣に相談に乗ってくれるということです。

キャリアカウンセラーに相談したいこと

第二新卒さん

最高のパートナーじゃないですか!

とてぃ

そうなんです。この仕組みのおかげで、お仕事をしながらの転職でも効率よく有利に進めることができるんですね。

第二新卒さん

さっそく相談したい!
あ、でも…じつは初めての転職で、何が分からないかも分からないです。。

とてぃ

では、どんなことをキャリアカウンセラーに相談すればいいか、一緒に整理しましょう。

  • 転職しようかどうか迷っている
  • 自分に合っている仕事は何か
  • 自分の強みは何か
  • 履歴書・職務経歴書の書き方
  • 自己PR作成

転職しようかどうか迷っている

まだ転職を決めていなくてもOK。キャリアカウンセラーは求職者が“納得のいく転職”をすることがメリット。

なぜなら、すぐに辞めてしまった場合は求職者とも求人会社とも信頼関係が崩れてしまうからです。

そんなリスクを冒してまで無理に転職を勧めることはしないはずです。

自分に合っている仕事は何か

キャリアカウンセラーは、数多くの“離職理由”を知っています。どんな特徴の人がどんな場合に辞めたくなるのかを一番知っている職業です。

また、求職者が入社した後も必ずどのようなモチベーションで働いているかを確認しています。

さらに様々な分析ツールを用いて適職を判断することもあり、まさに適職を提案するプロフェッショナルです。

自分の強みは何か

適職を見つける時、企業に自分をアピールする時には“自分の強みを知っていること”が大切になります。しかし意外と自分自身では自信が持てないもの。

キャリアカウンセラーなら多くの人の活躍を見てきたので、その人の特徴がどんなことに活きるのかを判断することができます。

また、過去の体験を掘り下げて強みを見つけることも得意です。

履歴書・職務経歴書の書き方

応募書類を一緒に作ってくれるキャリアカウンセラーもいます。多くの“通りやすい書類”と“通りにくい書類”を見てきています。

ぜひ書類作成について、一度はプロに見てもらいましょう。

自己PR作成

職務経歴書の自己PRが弱い時は、キャリアカウンセラーがちゃんと指摘してくれるでしょう。

一緒に過去の経験を掘り下げ、よりよい自己PRを提案してくれるはずです。

このように、就活に関することならプロにひと通り相談しておくといいでしょう。

他にも気になることはなんでも相談してみてください。キャリアカウンセラーはどこまでもあなたの味方です。

キャリアアドバイザーと何が違うの?

第二新卒さん

あの、「キャリアアドバイザー」って言う人もいるって聞いたんですが、何が違うんですか?

とてぃ

基本的には一緒ですよ!

キャリアアドバイザーは、同じくエージェントとしてキャリアの相談を受けて求人を紹介する人のこと。各社エージェントがこの呼び方を使い分けています。

エージェント会社の方針を表す場合もあるので、あなたの希望と照らし合わせてみましょう。

『アドバイザー』は、アドバイスがメインになる方針が見えます。接客的に客観的な意見がほしい場合にはぜひアドバイスを頂きたいですね。

『カウンセラー』は、カウンセリングによって聞き出す方針に見えます。自分の意志を引き出してほしい、納得度の高い就活をしたいなら、カウンセリングを多めにして頂きたいですね。

ただし、アドバイザーであってもカウンセリングは出来るし、カウンセラーであってもアドバイスは出来ます。

あなたから「客観的アドバイスがほしいです」「自分の意志で決めたいです」と伝えれば、それに合わせて相談を受けてくれます。

キャリアカウンセラーは大手人材紹介がいい?

第二新卒さん

やっぱり大手のエージェントにいるキャリアカウンセラーさんに相談するべきですか?

とてぃ

そうとも限りませんよ。ちょっと立ち回り方を教えましょう。

大手の人材紹介エージェントは求人数がとにかく多い。

キャリアカウンセラーの数も多く、もし“合わない人”だったら担当を代えてもらうこともできます。

面談数も豊富で、多くの過去データから最適な求人を提案してくれるでしょう。

一方、“特化型エージェント”もあります。

業種に特化したエージェント、エリアに特化したエージェント、体育会系特化なんてエージェントさんもあります。

企業側との結びつきが強く“企業にあなたを推してくれる”ことや、キャリアカウンセラー自身が企業とやり取りしていることもあるのでマッチング精度も期待できます。

まずなるべくお任せで大量の求人の中から選びたいなら大手エージェントへ。

応募先の業種やエリアが明確に決まっているなら、特化型エージェントを利用するといいでしょう。

おすすめは組み合わせで利用をすることです。双方の良さを活用していくことが成功の近道と思います!

キャリアカウンセラーは使わない方がいい?

第二新卒さん

絶対使った方がいいじゃないですか!・・・って僕は思うんですけど、友達が「使わない方がいいよ!」って言うんですが。。

とてぃ

そういう人もいますよね。
では最後に、キャリアカウンセラーに相談すべき理由を確認しておきましょう!

エージェントを使うべき理由は、あなたと利益が一致しているということです。

つまり、あなたが“入社したくない”と思った時にはそうではないということ。あなた自信が自分の言葉で「ここに行きたい」「ここは行きたくない」と言えることが大切。

就職や転職は、最後まで“自分はどうしたいか”です。自分の言葉でそれを伝えられるようになっていること。

“そのためのキャリアカウンセラー”です。

まずはキャリアカウンセラーに相談することから始めるべきなんですね。

そして自分の思いや言葉を引き出してもらい、自分にしか決められない自分の人生を歩んで行きましょう。

まとめ

自分はなぜ転職をしようとしているのか。どのようなキャリアを描いていきたいのか。

始めての転職は不安になることが多いと思います。そんな時に、自身のキャリアを正面から相談できるキャリアカウンセラーの存在は思考を整理しり、背中を押してくれる存在となり得ます。

まずは相談をするという意思決定が大切な一歩になります。

ABOUT ME
とてぃ
とてぃです!「はたらく」に選択性と楽しさを提供したく若手のキャリア支援や転職支援をしています。個の選択制や可能性を広げる活動を応援したいをビジョンに「初めての転職」「スキルアップのヒント」を発信しています♪
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